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学園だより

平和の誓いを新たに ~殉難学徒慰霊式

生徒会による殉難学徒慰霊式


5月13日(火曜日)に、殉難学徒慰霊式が生徒会によって行われました。


ステージの飾り付け


この慰霊式は、学徒動員先の工場への爆撃によって亡くなられた私たちの先輩29名と引率の教員1名の御霊を慰めるとともに、私たちのような戦争を知らない世代が戦争の悲惨さを再確認し、平和を守っていく決意を新たにするため、毎年生徒の手で行われている行事です。
当日は、生徒が一人一輪ずつ持ち寄った花と、心を込めて折った折鶴が講堂ステージの祭壇を飾りました。
この折鶴の準備は1カ月ほど前から始め、5,000を超える折鶴を糸に通し、すだれにし、その手前に大きな鶴を三羽飾りました。


生徒代表による「誓いの言葉」

生徒代表による「誓いの言葉」

式典では、亡くなった方々に黙祷を捧げ、実際に爆撃を体験した卒業生が出演するNHK制作の「炎の証言」を視聴しました。また、生徒代表による「誓いの言葉」と「平和についての作文」発表も行いました。この式典を通して、戦争の悲惨さを再確認し、戦争を知らない私たちが戦争のことを語り継ぐことの意義を再認識しました。

(高校生徒会:中央補佐)


式典の中で発表された「平和の作文」から抜粋します。

「パキスタンで爆弾テロ・子どもら23人死亡」、「バグダットの繁華街で爆弾テロ多発、55人死亡、113人負傷」…これらは私が何気なく見ていた新聞記事の見出しである。人間が人間を傷つけることは世界では当たり前のことなのだろうか…。疑問を抱きつつ、世界では全く罪のない人たちの尊い命が次々奪われ続けているというのに、平和な国で悠々と暮らす自分にはどうすることもできない悔しさと情けなさで胸が痛くなった。

…我が国日本は、平和条約を結び、戦争の終了や平和の回復を宣言して、領土の割譲、賠償支払いなどを定め、その履行を確保するための担保手段を定めた。過去には多くの犠牲者を出し、恐ろしく、目をつぶりたくなるような悲惨な戦争時代が日本にもあったのは事実である。それは平和となった今、そして平和を願う未来へ、しっかり語り継いでいかなければならない。…


生徒代表の作文発表

生徒代表の作文発表

「戦争は平和を目的として行使する最終の手段であり、平和は戦争以外の手段によっても維持しうる。しかし、その逆はあり得ない。」この言葉はある書物で読んだものである。
今となっては分かりきった言葉なのかもしれない。だが、戦争を正当化し続ける者がいる限り戦争は永遠に続いていくだろう。
大統領一人の思惑で国政が成り立っていくのなら、私たち市民が一団となって連帯すれば、それ以上の力で世界を変えることができると思う。戦争反対、そして世界平和を希求する気持ちを常に心に留め、平和の道を歩み続けて行きたいと、私は強く感じている。

(高校3年代表生)