今日の全校朝礼では、水泳部の表彰の後に、留学生ギルシク・レオニーさんからお別れの挨拶がありました。
レオニーさんは去年の8月から約1年間、ドイツからの交換留学生として、6年菫組の生徒と一緒に学校生活を送ってきました。
レオニーさんはスピーチの中で、「10か月前は日本語がほとんど話せなかったけれど、みんなが話しかけてくれてうれしかった」こと、「制靴でレストランの中に入って行ってしまった」失敗談や、ドイツにはない学園祭や体育大会、パフォーマンス大会などの行事で感じたクラスの団結について、とても流暢な日本語でスピーチをし、全校から大きな拍手が沸き起こりました。
朝礼後、レオニーさんに話を聞くと、
「とても緊張したけど、日本に来てからたくさんスピーチする機会があったから、結構大丈夫でした。」
とのこと。
スピーチの中で、一緒に過ごした6年菫組に「ありがとうね」と声をかけた時、菫組の生徒たちから感激の歓声が上がりました。
レオニーさん、「自分のクラスからキャーって声したとき、泣きそうになった、感動した。」そうです。
「1年は早すぎ、もっといたい。帰りたくない。」
と話すレオニーさんに、聞いている私も、とても寂しくなってきました。
・・・あと、3週間レオニーさんと過ごせる時間を大切にしたいです。
全校朝礼後、友達と一緒に教室へもどる安堵のレオニーさんでした。
文責 市川亜希