4年 SPAC舞台芸術鑑賞

4年生は、静岡県舞台芸術センターのSPAC中高生鑑賞事業に参加させていただき、グランシップの静岡芸術劇場で「忠臣蔵」を鑑賞してきました。
午前中は東海大学海洋科学博物館・自然史博物館を訪れ、館内の見学をしてグループで昼食をとりました。

朝は、嵐のような天候にどうなることかと心配しましたが、午前中のうちに快晴となり暖かい1日でとても過ごしやすく、グランシップからは美しい富士山が見えました。


年末と言えば「忠臣蔵」 ですが、SPACの演劇は一味違い、今回は討ち入りを決めるまでの赤穂藩内の侍たちの議論だけを切り取り、作者の平田オリザさん独自の解釈で現代風にアレンジしたものでした。
もし、自分が赤穂藩の侍なら、ここでどんな意見を述べるだろう?とステージ上の役者に重ね合わせるなど、「忠臣蔵」のまた違った味わい方ができたように思います。

カーテンコールの後に、役者さんからメッセージをいただいたり、演劇の舞台を支える仕事や舞台裏についての解説を聞くことができたりと普段では経験のできない内容が満載でした。しかも今回はこのSPAC版「忠臣蔵」の初演を見ることができ、最後は出演した役者さんたちにバスのところまで来て見送っていただき、大変満足して帰ってきました。