今日は午後の授業を休止して、まもなく卒業を迎える6年生のお別れ会を全校で行いました。昨年までは高校生のみで行っていたお別れ会ですが、今年は1年生から6年生まで全員が講堂に会し、お別れ会を行いました。
第1部
まず最初は在校生を代表して1年生7名による贈る言葉です。
続いて6年生を代表して村上智都さんからお別れの言葉がありました。
そして、面田真梨子さんによる卒業記念品・記念樹の目録の贈呈です。
今年度の卒業記念品は、東館の各教室のロッカーです。だいぶ傷んできたロッカーが木製の新しいロッカーに一新されます。記念樹はジャカランダ。この木は紫の美しい花弁が特徴的で咲き方が日本の桜によく似ています。そして中学3年生のオーストラリア研修でシドニーを訪れた時に美しく咲いて迎えてくれた木です。
第2部
第2部は部活動による演奏・演技披露を行い6年生に楽しんでもらいました。
ギターマンドリン部
バトン部
ダンス部
どの部活動も、これまでの感謝の気持ちを込めた演奏・演技であり、そして6年生から確実にバトンを引き継いだという姿を表現するものでした。
第3部
第3部は、6年生のこれまでを振り返る企画でした。過去3年間のパフォーマンスを振り返ったり、お世話になった先生からのビデオレターだったり、6年生の学年教員による企画に大いに盛り上がりました。
ビデオレター
お世話になった先生方から、6年生の門出に、激励のメッセージ。
留学生として1年間共に過ごしたレオニーからのビデオレターはビッグサプライズでした。
6年生の先生方によるパフォーマンス「恋するフォーチュンクッキー」
石川先生・乗松先生がツートップで踊り、会場は最高潮。
卒業していく可愛い生徒のためならひと肌でもふた肌でも脱ぐ先生方です。
続いては『徹子の部屋』ならぬ『知世の部屋』
あの「ルールル、ルルル・・」のテーマ曲にのって現れたのは学年主任の大庭知世先生。
ゲストに6年生の担任・副担任の先生方を迎え、今の6年生の1年生の時からを振り返るトークショー。
今でこそ語れる様々なエピソードが次々と紹介され、6年生の学年団を象徴するアットホームであたたかい時間が流れていました。
そして学年の先生方からの6年間を振り返るスライドショーのプレゼント。
最後に大庭先生から詩の朗読。
『少女に』 黒田三郎
最高の演出と最高の贈り物でした。
最後は全員で肩を寄せ合って友情の歌を歌い、6年生の退場は全員の教員に拍手で見送られ講堂ロビーを満足そうに歩いていきました。
いよいよ旅立ちのときが迫っています。楽しい会の中にもどこかいつまでもこのままでいたいような複雑な気持ちが漂っていました。晴れの卒業式は3月5日。今年も笑顔でこの西遠という青春の道場を巣立っていくことを、寂しくも嬉しく思います。盛大且つ厳粛な卒業式での6年生の晴れ姿が楽しみです。
全校お別れ会
文責 杉田 利通