3月5日の今日、第66回高等学校卒業証書授与式が行われました。
朝から雨が降り続いており、肌寒い、というよりかなり寒く、卒業生にとっては残念な一日となりました。(夕方になってようやく日が出てきました)
お世話になった先生、大好きな先生との記念撮影。
女子高ならではの風景かもしれません。
いよいよ卒業式が始まります。
卒業生は講堂の外に待機し、入場の合図を待ちます。
緊張のひと時。
ベートーベンの「運命」の第4楽章の調べに合わせて堂々と入場していきます。
学級担任が名前を読み上げ、生徒は大きな声で返事をします。
そして学校長からひとりひとりに卒業証書が手渡されます。
小学校から今日まで1日も休まず登校した生徒に12ケ年皆勤賞が送られます。
何があっても学校に来る、という本人の強い意思に加え、
保護者の方の絶大なる後押しによって成し遂げられた偉業。
今年の受賞者は9名でした。
在校生代表の送辞
「姉妹昼食会やロングウォークの時に楽しく話をしてくれた先輩方。卒業してもこの西遠女子学園での2000日に過ごした日々を思い出して頑張っ下さい。」と、心のこもった応援の言葉が投げかけられました。
卒業生代表の答辞。
「クラブや生徒会で支えてくれた下級生、いつも厳しく叱ってくれた先生方、毎朝正門で私たちを迎えてくださった校長先生、ありがとうございました。
毎日お弁当を作ってくれたお母さんに文句を言ったり、学校まで車で送ってくれたお父さんに怒って車のドアを乱暴に閉めたりしてごめんなさい。
一緒に笑い合い、悩みを相談してくれたり、受験勉強などで励まし合った同級生のみんな、ありがとう。これからは進む道が違っても元気に頑張っていこう。」
最近ではあまり歌われなくなった「仰げば尊し」。
聞けば聞くほど感慨深い名曲だと思います。
卒業生も在校生も半分なきながらの大合唱。
続いて「蛍の光」に導かれて
卒業生は講堂を出て、学校を去っていきます。
西遠女子学園で過ごした日々の思いを胸に、
卒業生189名が今日を最後にこの学校を巣立っていきます。
これからはそれぞれの人生に向かってさらに大きく羽ばたいていってくださいね。
第66回高等学校卒業証書授与式
文責 鈴木隆夫