3年月組は「女学校の歴史」をテーマにホームルーム展を行いました。
その名も「3月女学校」・・・ご覧のようなかわいい女学生達がご案内しました。
エンジ色の袴は、生徒達の手作りです。
入口を入ったところは教室。先生役の生徒が熱心に「授業」を行いました。授業のテーマは、もちろん女学校の歴史。明治時代末期に行ったアンケートの結果では、国語の授業の人気が突出しており、女学校特有の家事や裁縫の授業の人気はそれほど高くはなかったようです。体育の授業については「女子に無様な格好をさせるべきではない」といった否定的な意見もあったそうです。また、結婚によって学校を辞める生徒も多く、一年ごとに修了証書を発行していたそうです。真剣に一生懸命に「授業」を行いました。
机と椅子は木製、黒板の周りや窓枠はこげ茶色でコーティング。極力当時の雰囲気に近づけてみました。
授業の後は、明治時代の街並みです。当時は外国との交流がさかんになり、洋風文化が積極的に取り入れられるようになりました。ベランダがあり、レンガが使われた建造物や街灯が目立つようになりました。それを再現したのがこちらです。
屋根は江戸時代からのものですが、1階と2階の間にはベランダがついています。また、外壁には洋風の色が使われ、ガラス窓がはまり、窓枠の外側には飾りがついています。
街並みの模型は、トイレットペーパーの芯で屋根瓦を、ラミネートシートを使って気泡の残ったガラスを表現しました。
こちらは当時の東京にあった女学校の校舎の模型です。細く切った段ボール板を重ねることと、鶯色(ライトグリーン)に着色することで当時の板壁を表現しました。
結果は見事3位入賞 v ( ^ ^ ) v おめでとう!
文責 染葉 哲也