第61回鈴木賞授与式
『鈴木梅太郎博士顕彰会』から、本校教員の今村守孝先生が、「理科教育功労賞」を受賞しました。
『鈴木梅太郎博士顕彰会』とは、静岡県出身の「ビタミンB1」を発見した鈴木梅太郎博士の学徳を称え、異業を顕彰すると共に、後進者の理科学研究意欲の向上及び理科学知識の啓蒙を図ることを目的に、設立された会です。
受賞の感想を、今村先生に聞いてみました。
Q「先生の、理科教育のモットーを教えてください」
A「常々できるだけ理科の好きな生徒を増やしたいという気持ちで、授業や、クラブ、天体観測等の活動を行っています。」
Q「受賞の感想をお願いします」
A「教員の受賞者は一人しかいない、と聞いて、大変にびっくりしました。他は、全て生徒の受賞でした。場違いでは?と、すこし戸惑いもありました。」
Q「生徒の皆さんに何か一言をお願いします」
A「私は、天文地学クラブの顧問でもあり、天文学に興味を持っています。生徒のみなさんも、時々星空を見たり、月を見たりして、その魅力を味わって欲しいと思います。生徒の皆さんの興味関心は人間関係に向く事が多いと思います。時には、天体、地層、植物等も含めた自然の事に興味を持ち、その不思議さ、美しさを味わって欲しいと思っています。」
生徒の皆さんにとっても、よい刺激となる受賞だと思います。これを機に、自然観察をしてみませんか。
文責 杉山 智子