茶道クラブ 日帰り研修!

昨日、茶道クラブは京都府宇治市へ日帰り研修に行ってきました。
今回の研修の目的は、抹茶の点て方体験を通して、お客様へのおもてなしの仕方を学ぶことです。
今年度の学園祭では、茶道クラブ初の試みとして『抹茶の点て方無料体験』を行う予定です。今までは、自分たちで点てたお抹茶をお客様にお出ししていただけですが、今回はお客様ご自身でお抹茶を点てていただく『無料体験コーナー』を設けようと考えています。
そのため、お客様に対して自分たちがどのように説明したらよいのかを学んできました。

朝7時に出発、途中サービスエリアで休憩をとりながら、宇治市へ到着したのは10:30頃。

まずは、抹茶の点て方体験を行うため、『福寿園宇治喫茶館』へ向かいます。


担当の上野様が、宇治市の紹介、お茶の栽培方法の説明をして下さいました。
生徒たちもしっかり説明を聞いています。

お抹茶を点てる前に、宇治茶銘菓『宇治のみどり』をいただきました。


いよいよ、お抹茶を点てます。
普段と多少勝手は違いますが、みんな手際よくシャカシャカと・・・手慣れたものです。


最後に上野様から、初めての方にお抹茶を点てていただく時の注意を伺いました。

でも何より大事なのは、「お茶をおいしく飲んでいただきたい。」という“気持ち”だそうです。
体験の後は、『喜撰茶屋』さんで昼食。
『茶の葉弁当』をいただきました。ご飯にかかっているのが、お茶の葉です。

みんな、美味しそうなお料理を前に嬉しそう!


昼食後に向かったのは、世界遺産の『平等院』。
平等院は1052年、藤原頼道によって父道長の別荘を寺院に改め創建されました。その翌年に、阿弥陀堂が建立され、その建物が鳳凰堂と呼ばれています。
10円玉に刻まれている平等院を間近に見ることができ、みんな「私の写真が一番!」と競って写真を撮っていました。

鳳凰堂内の阿弥陀如来の荘厳さ、美しさにも見とれてしまいました。
その後は、自由散策。
抹茶かき氷や抹茶パフェを食べたり、抹茶系のお土産を買ったり、それぞれが満喫していたようです。


宇治市を15:30に出発し、19:15頃無事に学校に到着。
保護者の皆様、早朝から送迎でお世話をかけました。ありがとうございました。
学園祭では、「抹茶の点て方 無料体験」を行います。今回の研修で学んできたことを活かして、茶道クラブのメンバーが頑張りますので、よろしくお願いします。
たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。

文責 茶道クラブ顧問