中学校・高等学校体力テスト

明日実施予定(雨天時は25日に順延)の体力テスト、どんなものかをご紹介します。
すでに体育の授業でシャトルランを行っていますが、種目と内容はこのようになっています。
1. 50m走
最近はクラウチングスタートです。正式な競技の形ですが、生徒は指に体重を乗せ、前傾姿勢でのスタートがまだまだできないようで、手をついても結局それが生かせず走っているようです。なかなか難しいですね。『位置について』『用意』のあと、『音または声』の指示と同時に旗の合図でスタートします。1種目最低3点取ることが目標で、9.9秒~10.3秒が3点、7.7秒以下が最高の10点です。
2. ボール投げ
直径2mの幅を利用して、ボールを投げる。ボールはハンドボールです。 10mが3点、23m以上が10点です。
3. 立ち幅跳び
すでに走り幅跳びはありません。砂場で両足を軽く開いて、つま先を踏み切り線に揃えて立つ。 両足で同時に踏み切って前方へ跳ぶ。踏切線に最も近い着地位置から踏切前の両足の中央の位置までを計測。132~144cmが3点、210cmが10点。
4. 握力
握力計の握り幅は、人差し指の第2関節がほぼ直角になるように調整して握る。両足は肩幅に開き、握力計は身体から離し、左右交互に連続して2回ずつ握る。器具は測定後、平均値が表示されます。小数点以下は四捨五入。 17~19kgが3点、36kg以上が10点。
5. 上体起こし
マット上に仰向けになり、両腕は胸の前で組み、両膝の角度を90度にする。 両肘と大腿部がつくまで上体を起こす。30秒1回実施。11~12回が3点。29回以上が10点。いわゆる腹筋何回できるか、です。
6. 長座体前屈
壁に背中・尻をピッタリとつける。肩幅の広さで両手のひらをしたにして、手のひらの中央付近が器具手前端にかかるように置く。両肘を伸ばす。ゆっくり上体を前に倒す。その際、膝が曲がらないようにする。体前屈用の
器具を使います。 30~34cmが3点。63cm以上が10点。
7. 反復横跳び
100cm幅の線を越すか触れるようにサイドステップをする。中央ラインを またいで立ち、始めの合図で開始する。ラインを通過するたびに1点として換算し、20秒間実施。2回実施して良い方を記録。連続実施不可。32~35点が3点。53点以上が10点。
8. シャトルラン CDの電子音を聞いて行います。
① 1方の線上に立ち、テストの開始を告げる5秒間のカウントダウンのあと の電子音によりスタートする。
② 一定の間隔で1音ずつ電子音が鳴る。電子音が次に鳴るまでに20m先の線 に達し、足が線を越えるか、触れたら、その場で向きを変える。この動作を繰り返す。電子音の前に線に達してしまった場合は、向きを変え、電子音を待ち、電子音が鳴ったあとに走り始める。
③ CDの設定された電子音の間隔は、はじめはゆっくりであるが、約1分ごとに電子音の間隔は短くなる。すなわち、走速度は約1分ごとに増加していくので、できる限り電子音の間隔についていくようにする。
④ CDの設定された速度を維持できなくなり、走るのをやめたとき、または、2回続けてどちらかの足で線に触れることができなくなったときに、テストを終了する。尚、電子音からの遅れが1回の場合、次の電子音に間に合い、遅れを解消できれば、テストを継続することができる。記録は終了時の折り返しの総回数。2回続けてどちらかの足で線に触れることができなかったときは、最後に触れることができた折り返しの総回数を記録とする。2 1~26回が3点。88回以上が10点。
全国の小、中、高の生徒同様、西遠の生徒も昨年度の記録更新を目指しています。
文責 新村