学園祭では講堂での華やかな舞台が目白押しです。その中で、日曜日のトップを切る中学演劇部をご紹介します。
演目は「CLASS・OFFICE」。サスペンスの要素を織り交ぜつつ、高校生の友情を描いた人間ドラマです。
通し稽古で熱演中。鍛えられた大きな声で、役になりきります。見応えたっぷり。
合間には、演出や演技について、細かいところまで議論を交わします。
こちらでは小道具に使う包帯の巻き方を練習中。
只今、猛烈な勢いで通しリハーサルとダメ出し、小返しを繰り返しています。普段の口調にも役柄が出てしまう部員もいるほど。台詞のない、ちょっとした間の仕草も驚くほど自然。それだけ作品が体に染みついているようです。
また、役者だけでなく照明や音響、大道具など、光の当たらないところで舞台を支えている、縁の下の力持ちも多数活躍しています。
一人一人の個性を光らせながら、全ての部員が一丸となって舞台を作り上げていきます。
哀しいかな、高校演劇部や6学年合同の大規模な部活に比べると、中学演劇部の公演にはなかなかお客様が集まらないのです。
中学演劇部、少しでも上質な舞台をお客様にお見せできるよう、日々頑張っています。今年は是非是非、ご覧ください!公演は本校講堂にて、10月4日(日)10:00開演です。
文責:鈴木絢