本日の午後は、全校生徒が集まり、シアター青芸による「THE WINDS OF GOD」を鑑賞しました。
この作品は、終戦の日もよく覚えていない若手漫才コンビが、二人の交通事故をきっかけに、終戦間近の昭和20年8月の特攻隊基地の兵舎へとタイムスリップしていく物語です。
俳優の皆さんの迫力ある演技に、生徒たちは終始釘付け。昭和20年という時代に生きる若者たちに思いを馳せる演劇教室でした。
上演後、俳優の方から、夢を追いかけて、一生懸命生きていけばかなう時代です。回り道するかもしれないし、ゆっくりかもしれないけど力いっぱい生きていこうというメッセージがありました。
上演後、生徒たちからは、「音響が臨場感があり迫力があった。」、「戦争中に生きた人たちがいて、今の平和があるだと思った。」、「昔の人たちのことを思って観ていたら涙が出た。」、「今を頑張ろうと思った。」といった感想がありました。
「THE WINDS OF GOD」は、故今井雅之氏の作品です。今井氏からのメッセージである、「夢を追いかけ、力一杯生きる素晴らしさを全身で感じる」演劇教室となりました。
文責:太田 雄二