大学模擬授業

夏休み前最後の登校日、今日も西遠ではいろいろなことが行われました。
まず、この夏様々な大会に出場する部活生の壮行会が開かれました。舞台上がその生徒たちです。
心からエールを送りたいと思います。

その後、授業納めの式で校長先生から課題が出されました。
「簡単に答えが出ない、また答えが一つではない問に対して、感覚的ではなく根拠を含めた答えを見つけてみよう」というものです。この夏じっくり考えてみたいものです。

昼には、ダンス部が全国大会で披露する「狐の嫁入り」を踊ってくれました。

その後、午後は4年生を対象に静岡大学・名古屋大学から先生がお越し下さり大学模擬授業をして下さいました。
静岡大学の紅林秀治先生は、教育学部で技術科の教育について研究されています。今回、大学院生4人を連れ、ロボットやキネクトの装置を持ち込んで実演をしてくださいました。


静岡大学の成川 礼 先生は、理学部の先生で、植物の光合成に関する研究をされています。大学での学びは「受動から能動へ」「重要なのは体系だった知識」という説明をされ、答えの「ある」ものから「ない」ものをみつける楽しさを話してくださいました。

静岡大学の鮫島 玲子 先生は農学部の先生で、環境や土壌の研究をされています。 現在、文科省の肝いりで展開されている「リケジョ育成プログラム」の一環として、「女性研究者による女子中高生への模擬授業」として行っていただきました。「農学部は楽しいよ!」「技を持っているのは強い!」「女性がリーダーとならないと世の中変わらないよ」と4年生に力強いお話をされました。


名古屋大学の比留川治子先生は、サイエンスデザイナー・イラストレーターとしてご活躍です。サイエンスの研究をアートを通じて活性化出来るような活動をされています。3DCGに圧倒されました。

今回を機に、4年生から新たな「りけじょ」が生まれることを期待して・・がんばれ4年生!!    (文責 岡本 早織)