琴部、交流演奏会に出演

 1月28日(土)、長泉町文化センターベルフォーレで行われた第14回静岡県高等学校文化連盟日本音楽専門部事業の交流演奏会に、琴部が参加してきました。
 今回の交流会には県内の高校14校から15団体が参加し練習してきた成果を披露しました。
 西遠からは4,5年生10名が出演。学園祭終了後から練習してきた「鷹」を演奏しました。飛翔する鷹をイメージした第一箏と第二箏の掛け合いが大変美しい曲です。大きなホールで演奏できたため、音の響きも良く、十分に練習の成果を発揮した素晴らしい演奏をすることができました。
 他校の演奏も聞きごたえあるものばかりで、良い刺激を受ける演奏会でした。
 また、各校の演奏後は、筝曲家石川憲弘先生による講習会が実施され、各校の代表者たちによる「螺鈿」の演奏に沿って、演奏技法や合奏のポイントが実践的に指導されました。西遠からは、5年生の大村日菜子さんと4年生の安立有里さんが、この日のために「螺鈿」を練習し、代表として参加させていただきました。代表者たちによる「螺鈿」の演奏も、石川先生の指導が入るたびに魅力ある曲調に変化し、意識を少し変えるだけでこんなにも魅力が増すのかと目から鱗の体験となりました。難しい内容も含まれた講習ではありましたが、ホール客席で講習を受けた部員たちは、一生懸命メモを取りながら聞いていました。

演奏中は撮影禁止のため、終了後の写真しか撮ることができませんでしたが、部員全員が参加できた思い出に残る交流演奏会となりました。

文責 小野多見子