ちいさなボランティア

きょう(3月15日)は、午前で今年度の授業が終了しました。そんな中、講堂前の駐車場に大きな献血車2台がやって来て、14時過ぎから16歳以上の高校1・2年生対象に「ちいさなボランティア」献血が行われました。
2台の献血車
参加した生徒に話を聞いたところ、初めての生徒が多く、「誰かの役に立ちたいから」とか「この間、学年集会で献血のDVDをみて、何かしなくてはと思ったから」といった動機を話してくれました。5年の学年集会で『ありがとう!っていっぱい言わせて』という小児ガンと闘った4歳の男の子を取り上げた番組のDVDをみて、献血に協力することの大切さを学んだそうです。
講堂ロビーの様子
献血に協力したい生徒は、まず、講堂ロビーで受付をし、タブレットで健康状態についての質問に回答します。
タブレットで健康状態等を回答
受付を待っている間に、説明の文書を読んでおきます。
受付の待ち時間
健康状態についての回答が終わったら、献血車に移動します。そこで、医師による問診と血液測定が行われます。血液型は何か、ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているか、といった確認が行われます。
問診と血液測定
健康状態や血液に問題がなければ、採血ベッドに横になり採血を開始します。採血時間は10分程度です。献血後には、休憩場所でジュースを飲み(水分補給)、少なくとも10分以上休憩します。
血液の保存は献血の日から21日間しかできないそうです。ですから、常に誰かの献血が必要だということです。西遠では、毎年2回、献血車に来てもらい、16歳以上の生徒や教職員に献血を呼びかけています。「ちいさなボランティア」として、多くのみなさんに協力をしていただけたらと思います。

けんけつちゃん
献血について知りたい方は、日本赤十字社静岡県赤十字血液センターのウェブサイトをのぞいてみてください。URLは次のとおりです。
http://www.shizuoka.bc.jrc.or.jp

文責:松山福太郎