本日の土曜プログラム、①時間目は還暦教員による講演会が開催されました。
本年還暦を迎えた教員は5名。
トップバッターは、松山福太郎先生。
松山先生は、ご自身の「トイレのにおい」の体験から、感性を育むためには「ことば」が重要であり、感情をコントロールするためには「ことば」を豊かにすることががとても大切だということをお話ししてくださいました。
二番目は、三井健一先生。
三井先生は、広島での学生時代の「平和大行進」のこと、西遠に勤め始めたころの慰霊祭のことなどの思い出話をしてくださいました。
トルコの詩人ナズムヒクメットの「死んだ女の子」を歌ってくださいました。
つづいて、大杉友子先生。
西遠の卒業生である大杉先生は、校訓の「典雅」「荘重」の意味をお話し下さり、西遠の生徒として校訓と建学の精神を胸に刻み、誇りを持って歩んでほしいとお話し下さいました。
つづいて、鈴木由紀子先生。
国語の教師である由紀子先生は、「かわるもの、かわらないもの」という題で、ご自身が中学生だったころからずっと教科書に採用されている教材の紹介を通して、その意味と意義についてお話ししてくださいました。
そして、「ことば」がかわらずにずっと伝わっていく環境が続くことを願うとお話し下さいました。
最後は影山静雄先生。
直虎で有名になった井伊谷出身の影山先生は、社会科の先生らしく、子供のころからの遊び場であった遺跡や古墳など興味深く紹介してくださいました。
影山先生の郷土愛が溢れるお話でした。
どの先生もその人となりがしみじみと伝わるお話で、生徒達の心にしみたようでした。
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文責 市川寧