本日四時間目に、殉難学徒慰霊式が行われました。
この慰霊式は、学徒動員先で空襲の犠牲になった29名の生徒と引率教員1名の死を悼み、御霊を慰め、平和への誓いを新たにする式典として生徒の手によって行われています。
講堂の壇上は、生徒が持ち寄った花で飾られました。
今年は、朝の時間を使って「一日一羽」運動が行われ、生徒と教職員が1日1羽づつ、平和への祈念を込めて約一万羽の鶴を折りました。
〈「献鶴」された折鶴の前で平和への誓いのことばを述べる高校生徒会長〉
西遠では生徒全員が平和についての考えを深めるために作文を書いています。
本日の式典の中で、中学1年、高校1年、高校3年の3名の代表者が作文を発表しました。
慰霊式を通して、多くの先輩たちが守ってきた想いを未来につなげるとともに、激変する世界情勢の中で私たちに何ができるのか、これからも考え続けなくてはなりません。
文責 市川寧