茶道部日帰り研修

昨日,茶道部は夏休み恒例行事となった日帰り研修に行ってきました。
今回は,島田市金谷に今年3月にオープンしたばかりの『ふじのくに茶の都ミュージアム』を訪れました。浜松から金谷まで電車で40分,金谷駅からタクシーに乗って5分で到着です。

まずは,ホールで学芸員の方から簡単な説明を受けました。

そして,いよいよ茶室で茶道体験です。西遠茶道部は表千家ですが,今日は裏千家のお点前を拝見し,お抹茶をいただきました。この日のお菓子は「朝顔」,美味しくいただきました。




いつもよりおしとやかなみなさん,学芸員の方に「お行儀が良い生徒さんたちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。

普段は公開されていない茶屋を特別に拝見させていただきました。

自由行動になってからは,そのまま茶室を見学したり,

外に出て日本庭園を見学したりと,それぞれが知識を深めようとしている様子が見られました。



3階の常設展示室は「世界のお茶」をテーマに,お茶の起源とされる中国の樹齢千年の茶樹王レプリカや,世界各国の茶葉,外国の喫茶習慣に関する資料や映像を見ることができました。日本にもたくさんの種類の茶葉があり,「ボテボテ茶」や「バタバタ茶」など面白い名前のものもありました。乳酸菌で発酵させた「阿波番茶」を試飲させてもらいましたが,緑茶というより烏龍茶に近い味でした。




2階の常設展示室は「日本のお茶,静岡のお茶」をテーマにした展示で,お茶の産業,文化,歴史,民俗,そして機能性などを展示だけではなく,映像や体験を通じて楽しく学ぶことができました。

見学のあとは,お茶づくしの豪華な昼食です。

献立は「旬魚の香味焼 揚茶葉添え」「地鶏バジルソテー」「お茶と桜海老かき揚げ」「旬野菜揚げ」「3種盛合せ(お茶佃煮)」「サラダマリネ」「ざる茶っ刈りそば」「茶めし」「お茶天ぷら 天茶塩付き」でした。





昼食のあとはミュージアムショップで休憩&お買いもの。家族や友達にもお土産を買い,満足したようです。

今回の研修での学びは,学園祭の部活展で活かしていく予定です。夏休み明けの部活動から学園祭までお点前の稽古だけではなく,部活展の展示や内装の準備を進めていきます。また,今年もお客様ご自身で抹茶を点てる体験もありますので,10月6日7日の学園祭を楽しみにしていてください。

文責 茶道部顧問