オーストラリア研修報告(シドニー第3日目)

今日の研修プログラムは現地の学校訪問です。制服を着てちょっとだけ緊張した面持ちの生徒もいましたが、シドニーでのバディはどんな子だろう、仲良くなれるだろうかと期待と不安の中、現地の学校に到着しました。
Ravenswood School for Girls

ホームステイ組の生徒たちが訪れたのはRavenswoodという1901年創設の伝統校です。5歳の子供から12年生、日本でいう高校3年生まで1000人以上が在籍する私立の女子校です。迷彩服が目にとまるのではないかと思いますが、今日金曜日は放課後にガールスカウトの活動があるため、その生徒は制服ではなくこの特徴的な服装をしています。

こちらで日本語を学ぶ生徒たちがバディとして一緒に一日を過ごしてくれました。まずは自己紹介を終えると、グループごとにスクールツアー(校内見学)に出かけ、その後は校内のあちこちでモーニングティという10時のおやつを食べながら、お互いのことについて話しました。


その後は西遠の生徒からのプレゼンテーション。今年の3年生は、西遠についてプレゼンする他に「日本の今」をテーマに「ユニクロ」「百均」といった世界に大きく進出している日本の会社やMade in Japanを紹介したり、日本のCMを動画で流し、何のCMかを当てるCMクイズを行ったり、今、流行しているものを紹介するとして、日本のアイドルの紹介にDA PUMPのUSAをみんなで踊ってみるなどして盛り上がりました。USAはRavenswoodの生徒たちもすぐに覚えてくれて一体感を共有しました。



今日は特別に美術の先生から、ブーメランにオーストラリアの先住民であるアボリジニのペイントをするアボリジナルアートに挑戦させてもらいました。バディに教えてもらいながら一人一人がブーメランにドットペイントを施し、オリジナルのブーメランをお土産にすることができました。


最後は全員で記念写真を撮影。別れ際には最後まで西遠生に手を振ってくれるRavenswoodの生徒たちの姿がとても印象的でした。


そして今日からはホームステイです。ミーティングポイントでホストファミリーと会い、皆優しそうなホストファミリーにあたたかく迎えられてホームステイ先へと向かいました。この週末はホストファミリーとどんな生活をするのかとても楽しみです。
St. Patrick’s College
St.Patrick’s college は郊外にあり自然に囲まれた場所にあり,学校もそのような土地などを生かし,所々では野外授業を行っていました。
到着し,待っているとバスまで迎えに来てくれました。最初は不安もあり,緊張した様子でしたがバディを組むことができ,学校訪問スタートです。

先ずはバディーに学校を紹介してもらいました。日本の学校とは違うところも多く,いろいろな場所を紹介してくれていたので,良い刺激になったのではないかと思います。

校内見学の後,リズムに合わせて紙コップを使った歌を教えてもらったり,石にオーストラリアで経験したことを絵に表す活動を一緒に行いました。
異文化に触れつつ,相手との距離も少しずつ近づいてきたので生徒は楽しげに活動をしていました。

西遠からはRavenswoodにも記載がありますが,西遠の生活からいろいろな日本の流行りのもの,伝統的なものなどを紹介しました。
代表者をはじめ,苦労しながらも一生懸命相手に伝えようとする姿はいつも以上に輝いて見えました。


緊張した姿はもう見えず,お昼を楽し気に食べ,話も盛り上がっているところでしたが遂にお別れの時間がやってきてしまいました。
短い時間でいしたが,積極的にコミュニケーションをとろうとし,お互いの仲を深めることができた生徒たちを誇らしく思います。


学校訪問を終えた後,ファームステイのファミリーと会い,これから二日間過ごしていきます。
学校訪問で体験したことを活かし,さらなる成長に期待をしたいと思います。

Our Lady of Mercy School for Girlsの様子については校長ブログをご覧ください。