4年菊組 鬼瓦
4年菊組では、遠州鬼瓦をテーマに展示を行いました。
鬼瓦と言えば、屋根の上にある怖い鬼の顔の焼き物です。
もともとは厄除けとしてつくられたものです。
我々の住む遠州地方では、土の特徴を活かし、
昔から鬼瓦がつくられていました。
しかし、近年の住宅では瓦の使用も少なくなり、
遠州鬼瓦もその影響は免れないようです。
他の鬼瓦の違いや鬼瓦のつくり方などを調べ、
他の地域や国へ誇れる名産品が遠州地方にはあることを
皆さんに知ってもらえるような展示を工夫しました。
鬼瓦の宣伝看板
鬼瓦のつくり方を説明
遠州鬼瓦の特徴や歴史を説明中
高さ2mの巨大鬼瓦を再現
この巨大鬼瓦は段ボールと紙粘土でできています。
鬼瓦の表面の質感を出すために、丁寧に紙粘土で表面を覆い、
ペンキでムラなく塗っています。
工夫と根気のいる作業、、、がんばって作っていました。
担任として、3位に選ばれたことも、
もちろんうれしかったのですが、
何より、多くの生徒たちが休みの日に学校へきて、
一生懸命展示をつくってくれました。
HR展を通し、友達と協力することの楽しさや大切さを感じ、
それが生徒にとってすばらしい青春の思い出になったことが
とても嬉しいです。
最後に、取材に快く協力してくださった三州鬼瓦の鬼十様、
保護者の皆様ありがとうございました。
<文責 末光亜希>