5年星組は、可睡斎を通して「禅」について考えるHR展に取り組みました。
優勝を目指していたので、結果は残念でした。しかし、この笑顔 ! 全力投球できた証です。
可睡斎の本堂を、写真や実測のデータをもとに設計からデザイン等すべて自分たちの手で作り上げました。
オール段ボール製です。
可睡斎の伽藍配置をジオラマにしました。
可睡斎の有名な行事、風鈴祭りやひな祭り等を紹介しました。
来場者の方々に少しずつ写経に参加していただきました。
精進料理や「五観の偈」を通して、フードロス問題について考えました。
禅宗の「五観の偈」の精神は、現代人が忘れてしまっているものだと、警鐘を鳴らしました。
座禅について動画を作成し、紹介しました。
座禅の効果はあるのか? の疑問に答えを見つけるべく、データを集め、分析しました。
確かに心を落ち着つかせる効果があるようです。
しかし、5年星組のたどり着いた結論は、「禅は効果を求めて行うものではない」ということです。ここにたどり着けたのは、夏休みに可睡斎を訪問し、講話や座禅、写経体験をさせていただいたからこそでした。
精巧な制作物、美しく工夫された展示物、オリジナル動画の完成度の高さだけでなく、宗教の奥深さに気づき、表面的なとらえ方にとどまらなかった点を評価したいです。
ご来場の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。
文責 永井 (クラス担任)