今日は、校舎内であまり知られていない部屋をご紹介します。
本館の教員室前の階段を上った右手に、その部屋があります。
放送室です。
放送委員になったことがない人は、放送室の中がどうなっているか全く知らないのではないでしょうか。中は3つの部屋に分かれています。1つ目の部屋に入ってすぐ目に付くのは調整卓です。
この装置を使って、朝の放送や、掃除の音楽を校舎内へ流します。全校放送や英語のリスニングの音声もここから流しています。
次に、貴重な音源や映像が保存されている部屋を見てみましょう。
ここには岡本富郎先生や学園長先生の講堂朝会の録音、かつて西遠に来てくださった著名な方々の講演の映像などが残されています。
今では懐かしいビデオやカセットテープ、さらにもっと昔のオープンリールなどが沢山保存されています。
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もう一つの部屋にはこれまた貴重な機材が沢山残っていました。
これはビデオ編集機。
以前の学園案内や慰霊式で見るビデオなどを編集するのに使用されました。
昭和~平成初期の放送委員だった方には懐かしい、SONYのデンスケ。これはカセットテープ式高性能録音機です。昔の放送委員はこれを肩にかけ、マイクを持ってインタビューに飛び回ったものでした。
古い型の、でもあまり使用されなかったマイクロホン。
そして、録画に使われたビデオカメラなど、マニアには垂涎のアイテムがまだ残っていました。 今日は、普段めったに見られないところに注目をしてみました。
文責 鈴木隆夫