研修旅行最終日は、太宰府天満宮と九州国立博物館を訪問する予定でした。太宰府天満宮へ到着し参拝するところまでは順調だったのですが、全国から集まる修学旅行生で混雑してきたため、九州国立博物館見学をやめて門前町歩きを少ししたあと、福岡市博物館へ国宝金印「漢委奴国王」の本物を見に行ってきました。急遽予定変更とはなりましたが、大変貴重な文化財を見る機会となりました。大宰府では混雑前に一人一人参拝をしたりお守りやお札をいただいたりと、これからの受験勉強に向けて気持ちを新たにしたようです。
コロナウイルス感染防止対策をして実施した研修旅行ですが、博多駅へと向かうバスの中での感想発表では、充実した研修になったという声が多く聞かれました。また旅行業者の方、宿泊先の方、訪問先の方、活水高校の平和学習部の方など、安全に旅ができ、意義深い研修となるように支えてくれた人たちがいることに感謝し、本当の意味での平和な世界の実現とは何かを今後も考え続け、それを目指したいという力強い言葉が大変印象的でした。