先週の土曜日、高校3年菊組は「新型コロナウィルス感染症がもたらした功罪から今後の社会を考える」というテーマのLHRを行いました。
コロナの負の面ばかりがクローズアップされがちな社会の中で、コロナだから気づけたことを挙げ、ここからアフターコロナの社会に何が求められるのかということを考えました。
クラスのメンバーが「功」だと満場一致で挙げたのは「移動時間・負担の削減」でした。さらに発表班がこの意見に、移動制限によって大気汚染が改善されたというデータを示して人間の「自粛」が地球にもたらした「功」を加え、後半の「罪」のパートへ、、、
高校3年生がコロナの「功」として「移動時間・負担の軽減」を挙げていたちょうどそのころ、東館では高校1年生が、「学問を識る」と題して、大学院でそれぞれの学問を追究する卒業生たちとZOOMでつながっていました。
今回の講師は 東京大学大学院広域科学専攻の芹沢さん
信州大学大学院医学系研究科保健学専攻の竹森さん
カリフォルニア大学デイビス校コンピューターサイエンス学科の大口さん
コロナの影響で一時は開催自体も危ぶまれた「学問を識る」でしたが、結果的には海を越えた交流という、これまで成しえなかったことまでが実現されました。
WITHコロナの時代をよりよく生きるために、コロナのせいでできなくなったことではなく、コロナでもできることを考えて実現していく生き方を4年生も6年生も学んだのではないでしょうか。
文責:村松和美