本学園では、毎月2回の土曜登校日に、総合的な探究の時間を含めた「土曜プログラム」を行っています。その中では、本学園の特色を活かした授業や活動が行われています。今回はその一部を紹介します。
この写真を見て驚かれた方もいらっしゃると思います。写真の右端に移っていらっしゃるのは、鈴木康友浜松市長です。本日2時限目の「市長講演会」のために来校されました。本来なら講堂にてご講演いただくのですが、コロナ感染防止のため、別室にてリモートでご講演いただきました。講演の様子は、全教室にリアルタイムで放送されました。市長からの浜松の未来に対する熱いメッセージを、生徒達はしっかりと胸に刻んでいました。
こちらは高校2年生の教室です。3時限目はロングホームルームの時間。ロングホームルームでは、各クラスでテーマを決め、クラスメイト全員で討論を行います。今回のテーマは「海洋プラスチック問題」です。ちょうど隣りのクラスが学園祭ホームルーム展にて扱ったテーマでもあり、資料は豊富にありました。簡単に解決できるような問題ではありませんが、一人ひとりがふだんの生活の中でできることはないか、積極的に意見を出し合っていました。
4時限目は、高校生の「女性の生き方を考える弁論大会」です。本学園では毎年、書籍や新聞記事を読み、女性の生き方について考え、作文にまとめることを行っています。そして、コロナ禍の中ではありますが、今年も国際ソロプチミスト浜松様のご協力のもと、今回の弁論大会を開催することができました。各クラス1名の代表生徒が緊張感の中、それぞれの弁論を自信をもって発表していました。
本学園では、この「土曜プログラム」を、年間24回、土曜午前の4時間を使って行っています。生徒たちは、中学からなら6年間、高校からなら3年間、このプログラムを行う中で、「未来を切り拓く女性」としての土台をしっかりと身に着けていきます。 今週土曜日には、卒業生がオンラインでそれぞれの職業についてお話をする予定です。生徒たちは、社会で活躍されている先輩方のお話が聴けることを楽しみにしています。
文責 染葉 哲也