ウクライナ問題について考える(インターアクト部)

インターアクト部は、2月22日のロシアによるウクライナ侵攻以来、約4か月間にわたって「ウクライナの問題から世界と私たちのこれからを考える」というテーマで話し合い、研究や勉強会を重ねてきました。本日(6/17)は、これまでの活動のまとめとなる発表を行いました。具体的には、私たちの考える「国防」とは、「国際協力」とは、そして「いま、私たちにできることは何か」について、学年ごとそれぞれに発表しました。

4年生は、日米安全保障条約を紐解き、日本の立場やこれからの方向性について考えるきっかけとなる発表でした。

5年生は、日本赤十字社の勉強会に参加しましたので、赤十字のウクライナでの活動や現状についてを踏まえた発表でした。

6年生は、すでに選挙権を持つ生徒もいるため、来月の参議院選挙でどういう意思表示をするのかについて力強く言及していました。

まだ入部して間もない1年生も、調べたことを熱心に発表しました。上級生の国際情勢についてはもちろん、政治や経済の話にまで及ぶプレゼンに様々な良い刺激をもらったようです。

戦争、そこで苦しんでいる人の姿の報道には、10代の若者にとっては目を背けたくなるものもあり、あまり深く考えたくないと思う人もいるかもしれません。しかしインターアクト部のメンバーは、この4か月間をかけて、今起きている問題を真剣に受け止め、自分たちで出来ることを考えてきました。このことをまずは身近なところから少しずつ広め、より多くの若者に関心を持ってもらえるように発信していきたいとメンバーは考えています。一刻も早いウクライナの平和、そして世界平和の実現に向けて小さくても着実に活動を進めていきます。今後のインターアクト部の活動にもご期待下さい。

文責 杉田 利通