10/1(土)2(日)に行われる学園祭で、食堂部が販売する商品の中に「ストロベリーボール」があります。こちらは今年のイチオシ商品となっています。
「ストロベリーボール」は、環境問題解決の一助となるようインターアクト部と地元企業の協力により生み出された商品です。
栄養価や美味しさには何の問題もないのに、形が悪いなどの理由で、出荷できず廃棄されるイチゴが数多くあります。この廃棄イチゴをパウダーにすることで、このストロベリーボールという商品に生まれ変わりました。
実は、この果物や野菜をパウダーにする技術に注目し、環境問題解決への一助とならないかと、夏休みにインターアクト部の4年生が実際にこの技術をもつ工場や栽培農園を訪れ、取材し、食堂部の今年のテーマに協力するかたちで今回の商品へとつなげました。
環境に配慮して廃材を畑の土や暖房の燃料として再利用しているハウス農園
果物や野菜を本来の品質を損なうことなくパウダーに変える技術をもつ工場 ㈱ゴールドクラブ様
インターアクト部の生徒たちは、こうした環境に配慮した商品を選ぶことが最終的には現在抱えている環境問題を解決に導くことになるのではないかと考えています。そのため毎月2回日曜日に行われている環境に配慮した野菜や加工商品を売る朝市に半年以上、ボランティアとして協力してきました。
今回の学園祭は、新型コロナウイルス感染拡大状況により、保護者や同窓生といった学校関係者と小中学生への一部限定公開ではありますが、お越しいただける方は、ぜひお買い求めいただき、環境問題解決に向けたアクションをお願いします。
文責 杉田 利通