試行錯誤しながら学ぶ

中学1年生の技術の授業にお邪魔してみました。
今は木工を扱っており、普段使い慣れない工具を駆使して作品作りに取り組んでいます。
1人で黙々と進める生徒もいれば、協力し合って手直しをしたり作業に取り組んだりする生徒もおり、それぞれに一生懸命でした。そして女の子同士で協力したり、ときどきお互いの作品をほめたりしながらの作業はとても楽しそうでした。

授業を担当している脇谷先生は、「先生が手助けして上手くできるより、上手くいかなくてもまず扱ったことのない工具をどうつかったら上手く機能するのか、どういう手順で作ったらいいのか、失敗しながら学んでほしい」と試行錯誤すること、経験することを重視していました。

ひとりひとり個性的な作品が出来ていましたが、作品の出来栄え以上に様々な学びがあるようです。

文責 杉田 利通