西遠の片隅で。

片隅とは言いましたが、実際はこんな感じ。

結構、ドドンとそびえたってます。

しかも、西遠の至る所に、この木は植えられています。

でも、誰も気づかなければ、気にしなければ、実質、片隅。

でもでも、是非、西遠生には知っておいて欲しい。

“え?”と思うかもしれませんが、

みなさんの頭上には、こんな実がなってるんですよ?

少し怖くなりませんか?…片隅、恐るべし。

でも、この写真を見れば、何という植物か分かりますか?

この実のデコボコが子供の握りこぶしに似ていることから、

この名がつけられたという話もあるくらいです。

答えは、“こぶし”です。

花言葉は、つぼみの様子から「愛らしさ」

真っ白な花から 「友情」「友愛」となっています。

更に「こぶし」は、香水や柱、漢方など、

幅広く、私たちに寄り添ってきました。

花言葉といい、はたらきといい、まさに“典雅荘重”

西遠にぴったりな植物だと思いませんか。

そんな植物が西遠に多くあるのは、運命だと思いませんか。

普段の見るつぼみや花からは想像もつかない実も、

その大切な一部だと気づき、しっかりと見て、

本当の“友情”を築いていきたいですね。

                                  文責 小林 俊樹