初めてのHR展に向けて

先日テストを終えたばかりの中学3年生の教室はとてもにぎやか!どうやらクラスごとにホームルーム展(HR展)のテーマを決めている様です。今回は初めてのHR展に挑戦する3年生のテーマ決定までの過程をご紹介!なんと10月の学園祭HR展にむけての準備はゴールデンウィーク(GW)から始まっているのです!

  • HR展テーマプレゼンテーション

GW中に一人ひとりが、中学3年生のHR展における課題として挙げられている「地域の魅力を発見する 」にふさわしいと思うテーマを探して企画書を書き、3分程度のプレゼンにまとめ発表します。一人の発表が終わるとすかさず評価タイム。実際の審査項目に則って、5点満点で評価をします。その結果、各クラス4つのテーマに絞られました。

  • HR展パネルディスカッション

各クラス4つに残ったテーマの発案者と賛同者がパネリストとなり、プレゼンテーションで使用したスライドをブラッシュアップしてパネルディスカッションに臨みます。ディスカッションのため、聴衆や他のパネリストから次々と質問が寄せられます。寄せられる質問を事前に予想して資料や回答を用意するだけでなく、他のテーマの弱いところも指摘できるようにしておくことが、テーマ理解を深めるコツです。最後に自分が一番知的好奇心をかき立てられたテーマに一票を投じました。

  • テーマ決定

パネルディスカッション後の投票結果を受けて、クラスのテーマを決定します。今回は票が割れたクラスも出て、二つのテーマ班が決戦投票に向けて、黒板に教室配置案を書いて最終プレゼンも行っていました。スムーズに決まったクラスは、ジャムボードを使って夏休みにどこで何を調べるのか、制作物は何をどうやって作るのか、早速意見を出し合っていました。HR展に向けて本格的にスタートを切った中学3年生。どのような展示が出来上がるのか、今から楽しみです。

文責:村松和美