中学2年生 イングリッシュサマーキャンプ始動!

 西遠の中学2年生は、夏休みに《イングリッシュサマーキャンプ(略してESC)》という行事を行っています。キャンプという名前がついていますが、最近は宿泊せずに英語漬けの3日間を過ごしています。今年度は7名のメンター(指導者・助言者)を迎え、8月上旬に実施するのですが、今日はそのオリエンテーションが行われました。

 当日もメンターとして参加して下さるジャロさんの英語の指示に従って、手をたたいたりジャンプしたり、グループ対抗のゲームをしたりして、最初からノリノリの生徒達でした。

 次は、ジャロさんの自己紹介を聞きました。ここまでずっと英語で話していたジャロさんですが、実は日本語がとてもお上手な方なのです。オーストラリア出身のジャロさんが、どうして日本語を学ぶことになったかなどを流暢な日本語で話して下さり、生徒たちもそれまでとは打って変わって、じっと静かに聞き入っていました。

 次の時間は他学年の授業があったため、私はここまでしか一緒にいられませんでしたが、この後は、ESCで行うことの具体的な準備も行ってオリエンテーションを終了したようです。終礼では、「楽しかった!」「当日が楽しみになった!」という生徒の声を聴くことができました。

 しおりもカラフルで、教員の私が見てもワクワクしてきます。

 生徒たちは、日本文化をメンターに紹介するというミッションも与えられたので、受け身ではいられません。まず、何を紹介するか考え、グループで協力して準備を進めることになります。英語や発表が苦手な人もいると思いますが、ESCを通して視野を広げ、自分の殻を破る体験ができるといいなと期待しています。

文責:藤井陽子