2月3日は節分。近年は豆を撒くだけでなく、恵方巻を食べるなどの風習も広がり、盛り上がりをみせています。そんな節分、みなさんはその由来を知っていますか?
節分とは 季節を分けるという意味 で 本来、季節の始まりの日である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」にあたります。 ですが、豆まきは立春の前日にだけ行われます。それは、 太陰太陽暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりとするということと、この時期はまだ寒く、体調を崩しやすいことから豆を撒いて鬼(邪気)を払い、無病息災を願うようになったからだそうです。ちなみに今年は2月3日ですが、 立春は太陽黄径が315度となる日のことを言うため、毎年2月3日というわけではありません。来年は2月2日。今後しばらくうるう年の翌年は2月2日が立春となるようです。
と、いう説明を中学生徒会から聞きながらも、会場に集まった生徒の心はこれから始まる豆まきにワクワク・ソワソワ。それもそのはず、西遠のこの行事は東海地方の節分によくみられる、豆と一緒にお菓子を撒くスタイル!そして、新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催なのです。
さぁ、いよいよ西遠4年ぶりの豆まきが始まります!「鬼はーそと!」「福はーうち!」
豆やお菓子でいっぱいになった袋を抱えて、笑顔いっぱいの体育館。邪気を払えただけでなく、心も満たされたかな? 今年の節分は3日の土曜日。ぜひご家庭でも楽しいひと時をお過ごしください。
文責:村松和美