お稽古は基本から

明日から中学3年生以上、明後日から中学1、2生の定期テストが始まります。
テスト直前はとにかく勉強!今年度はテスト前の学習姿勢にも気を付けています。放課後に行われている中学生対象の質問会、有効に活用しているようです。

テストということで今週の茶道部の活動はお休みですが、今年度も中1と高1の新入部員を迎え、お稽古の基本から始めています。


まずは袱紗捌き。輪になって先生や上級生の間に下級生が入り、上級生が優しく丁寧に教えます。
茶道部内でもリーダーシップ、フォロワーシップが育まれているなと感じる光景です。

前回は高校3年生も新入部員のために部活動に参加し、1年生のお手本となってくれました。
入部したばかりの頃は教えられていた立場だった上級生も、いつの間にか教える立場になっていることを考えると、本当に成長したなと嬉しく思います。

これが5年間部活動を継続することのできる中高一貫の強みではないかと実感しています。

夏休みには恒例行事の日帰り研修に出かけます。今年は掛川市にある清水邸庭園を訪れる予定です。今年度の学園祭にいかせるような学びができることを期待しています。

学園祭でお客様に喜んでいただけるよう、茶道部の活動では袱紗捌きだけではなく、茶筅通し、お客様へのお茶やお菓子の出し方など、基本を大切にしたお稽古に励んでいきます。

文責 平池智恵