7月24～26日にエコパアリーナで令和6年度静岡県中学校総合体育大会バレーボール競技の部が開催されました。
本校チームは、1回戦から順調に勝ち上がり準決勝では、小笠地区1位の浜岡中学校と対戦しました。今年度の公式戦では3度目の対戦となり、お互いに手の内を知り尽くしたチーム同士の対決となります。
1セット目の序盤は、相手チームのサーブとスパイクが効果的に決まり、試合の流れを掴むことが出来ません。中盤以降は、練習してきたサーブ＆ブロックや緩急の攻撃などが見られるシーンもありましたが、このセットを落とします。
2セット目は、序盤から「声と笑顔の全力バレー」で試合の流れを完全に掴みます。11－6と大きくリードしますが、ここから相手の粘り強い守りとサイドからの強打とフェイントに苦しめられミスも重なりゲーム終盤で逆転を許し0－2のストレート負けとなりました。
3位決定戦では、小笠地区2位の大須賀中学校と対戦しました。このチームは、6月の県選手権大会で準優勝している攻守のバランスが取れた素晴らしいチームです。
守り重視の似たタイプのチームで長いラリーが続きます。序盤から失点が続き大きく離されますが、中盤から観察・位置取り・基礎の徹底・つなぎ・連続サーブなど自分たちが準備してきたものをコツコツ続けて試合の流れを掴みます。逆転に成功しこのセットを取ります。2セット目も長いラリーが続きもつれる展開となりましたが、最後まで「声と笑顔の全力バレー」をやり抜き3位入賞を手にすることが出来ました。
春の県大会での惨敗からチームの意識改革が始まり、生徒個々の「心」も本当に強くなってきました。強い意識の中で練習に取り組み「支部大会優勝」「県大会3位」と確実に力をつけてきたと思います。
今大会も保護者の皆様を中心に一致団結した熱い応援のおかげで生徒たちは「声と笑顔の全力バレー」をやり抜くことが出来ました。本当にありがとうございます。8月9日から始まる東海大会でも引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。
文責 中村智広
