2024年度 九州研修旅行、最終日

3泊4日の九州研修旅行も、今日が最終日です。ここで、研修地を振り返ってみたいと思います。

最初に訪れたのは柳川でした。昔のことでは藩主の話など、最近のことではテニスで有名な松岡氏の在籍された高校がすぐそばにあることなど、船に乗りながら、昔の話と今の話を取り混ぜて、興味深い話を聞くことができました。

次に訪れたのは、吉野ヶ里遺跡でした。広大な遺跡で、みんな、あちこち急足で見学をしました。 初めて見る甕棺墓に、すごい、こんなに大きいのか、銅剣も入っている、など、感想を口々に言い合っていました。

そしてハウステンボスです。
夜は、イルミネーションが大変綺麗でした。

良い天候の中で、ハウステンボスをまわることができました。

その後は、平和について学ぶ、大変貴重な時間をいただきました。長崎の平和公園を訪れるまでにも、バスの中でガイドさんが車窓から見ることができる戦争遺跡について、話をしてくれました。

平和公園では黙祷を捧げ、献鶴式を通して、平和への想いを新たにしました。

その後、長崎原爆資料館を見学し、夕方は長崎の活水高校の生徒の方との交流ができました。高校生同士として、とても刺激を受けました。

翌日は長崎市内のグループ研修でした。見どころいっぱい、前日に平和の話を聞いてからの研修ですから、考えさせられることもいっぱいの、学びの多い体験でした。

最終日は、九州国立博物館と太宰府天満宮です。

九州国立博物館は、日本の四つの国立博物館の中で、1番新しい博物館です。古代日本から、東アジアとの交流拠点であったこの地域ならではの展示もあれば、地域を問わず発掘された資料も展示されていました。吉野ヶ里遺跡で見た甕棺墓の復元されたものや、遣唐使の復元は、分かりやすいものでした。

その後は、太宰府天満宮へ生徒全員でお参りをしました。
本降りの雨の中の参拝でしたが、多くの人が訪れていました。

今回の九州研修旅行は生徒たちにとって、学びの多い研修となりました。

この研修旅行を支えてくださった皆様に、感謝申し上げます。ありがとうございました。

文責:杉山智子