11月2・9・10日に令和6年度西部中学校新人バレーボール選手権大会が西部地区中学校会場で開催されました。
本校チームは、1回戦から順調に勝ち上がり、準決勝では引佐南部中学校と対戦しました。攻守のバランスが良く、しっかりと鍛え上げられた粘り強いチームです。
1セット目の序盤は、相手のサーブが走りパスが入らず、攻撃のリズムを掴むことが出来ません。パスが入らなければ勝負にならず、相手にチャンスを与え、相手エースの強烈なスパイクを上げ切ることが出来ません。最後まで流れを掴むことが出来ず1セット目を落とします。
2セット目は、序盤から本校チームのサーブと緩急を使った攻撃が決まり優勢に試合を進めます。しかし、試合中盤にサーブカットが上がらず2段トスからの攻撃機会が増え、それを決めきれず試合の流れが変わります。終盤で追いつけるチャンスもありましたが、最後までパスの精度が上がらず、レシーブを上げ切れず、スパイクを決めきれずチームの完成度の差がはっきり出た試合となりました。0-2で完敗し3位決定戦に回ります。
3位決定戦では、光が丘中学校と対戦しました。高身長の選手が揃っていて高い打点のスパイクと意識の高いブロックを武器に勝ち上がって来た勢いのあるチームです。
1セット目は、本校チームのサーブが走り簡単にセットを取ります。しかし、2セット目は、相手チームも落ち着いて試合を進め「サーブ&ブロック」を武器に4点リードを許す状況となりました。
この追い込まれた状況で相手チームを観察し、しっかりと緩急を使った攻撃で得点を重ね中盤で追いつきます。最後まで高い打点のスパイクとブロックに苦しみましたが、何とか2-0で勝ち切り3位となりました。
大会を通して、技術的な反省点は、サーブカットを含めたパスミスと反則の数が気になりました。それよりも大きな課題は、どんな状況でも「声と笑顔の全力バレー」をやり通す部員全員の絶対的な覚悟です。この負けで個人とチームの意識が上がり、どんな変化をみせるのか本当に楽しみです。
今大会も保護者の皆様には、熱い応援をして頂きました。本当にありがとうございます。
県新人戦は、1月中旬に予定されています。万全の準備をして大会に臨みたいと思います。引き続き応援宜しくお願い致します。
文責 中村智広