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建学の精神


私学には、私財を投げ打ってでも学校をつくろうとした創立者の教育に対する思いや理念が、必ずあります。それを「建学の精神」と呼び、私学の教育の精神的な支柱となっています。

創立者 岡本 巌(1867~1942)

「婦人の中に未来の人は眠れり」

揺籃(ゆりかご)を動かす手は世界を動かす。どんな偉人、賢人にとっても、最初の教育者は母である。富国強兵・殖産興業という男性中心社会の明治の世に、創立者岡本巌は、すぐれた母の育成をめざして、私学西遠の最初の種をまいた。

時は移り、世は変わっても、建学の精神は普遍の真理である。社会の中で女性の果たす役割が一層大きくなる二十一世紀、西遠で学び、西遠で育った女性たちが、自分の中に眠る未来の自分を目覚めさせ、次代を担う未来の子供の揺籃を動かす。
そして ・・・・・・・・ 世界が動く。