先輩に聞く

昨日の土曜授業では、
4年生は「学問を語る」、
2年生は「5年生に聞く」
というプログラムを行いました。
4年生は、5人の卒業生の講座を2コマ聞きました。
大学や大学院でどんな研究をしているのか、
その学部学科に進むとどんな分野を学べるのか、
どんな進路が開けているのか…
メモを取りながら、真剣に聞きます。
時折、「へーっ」という声も挙がります。
みんな、興味津々の様子。
質問タイムもありました。

こんな質問してもいいのかなとためらいながら聞く質問にも、先輩たちは優しく答えてくれました。
今日、大学や大学院から母校の後輩のために駆け付けてくれたのは、
人間科学科

看護学科

工学部

国際関係学科

教育学部 幼児教育学科

の5人の先輩たちです。
学問への興味はもちろん、先輩たちの在学中の話も少し聞けたりして、
後輩たちは親近感も増し、自分の将来に向けてやる気も増大したのではないでしょうか。
進路を考える月間にふさわしい、大切な授業となりました。
貴重なお話を、後輩たちに伝えてくださり、ありがとうございました。
同じ時間、2年生は、教室に5年生を招いて、「5年生に聞く」の授業をしていました。
私が訪ねた教室では、2年生が3つのグループに分かれて、1班に1人の先輩が来て中央に座り、お話していました。
2年生たちに高校での勉強方法などをノートを見せたりしながら、丁寧に、そして具体的にアドバイスしてくれ、
2年生もみんな身を乗り出して聞いていました。



いい先輩に出会えましたね!
西遠には、こうして、在校生にも卒業生にも出会えるチャンスがたくさんあります。
先輩から後輩へ、分かりやすく具体的なアドバイスが告げられ、見えないバトンが渡っていきます。
先輩たちのカッコいい姿をインプットした生徒たちは、これから先輩たちを目標にして、自分自身の人生航路の舵をとるのでしょう。
今回も、有益な「バトン」が渡ったようです。