12月12日(土)が目前に迫ってきました。
西遠では、この日、午後1時半より、
PTA母親学級主催の教育講演会が開催されます。
演題は「女子校という選択」
講師は、教育ジャーナリストのおおたとしまささんです。
この講演会は、母親学級の12月講座であると共に、
母親学級が主催となって広く一般の皆さんにご参加いただけるものになっています。
「女子校という選択」
西遠生は、女子校にほぼ違和感なく通っているわけですが、
もしかしたら、自分たちの環境の特色やメリットに無自覚な部分が少なくないかもしれません。
気付くと、県西部において、女子校は、海の星さんと西遠の2校だけです。
しかし、広く日本、そして世界を見回すと、
21世紀の現在も、たくさんの男子校があり、女子校があります。
男女別学のメリットとはなんなのでしょう。
しっかりと学び、気づいていきたいと思います。
講師のおおたとしまささんは、
今回の演題でもある「女子校という選択」という本を2012年に出版されています。
また、「男子校という選択」「中学受験という選択」「名門校とは何か?」など、
教育に関するたくさんの本を世に出していらっしゃいます。
ご本を読ませていただきますと、おおたさんの旺盛な取材力に驚くばかりで、
全国の学校に足を運び、自らの取材を丹念にまとめられていることが分かります。
それぞれの学校の素晴らしさも、現場の空気感そのままに伝わってくるように感じます。
最近、おおたさんの著書「追いつめる親」を読ませていただきました。
教育虐待がテーマの本で、内容も重いものでしたが、
おおたさんのまなざしの温かさを感じる一冊でもありました。
「しあわせは、得たりつかんだりするものではなく、感じるもの」
身近な幸せに気づき感謝する能力は、幸せになる能力。私はそれを「しあわせ力」と呼んでいる。私が我が子に身に着けてほしい、いちばん大切な力だ。
そのことに気づかせてくれたのは、ほかでもない、私の子供たちだった。
おおたさんの根幹には、ご自身の子育てがあり、大きな愛があることを感じずにはいられませんでした。
そんなおおたさんのお話を聞かせていただく機会を得ましたことを、大変うれしく思っています。
12月12日の教育講演会、皆様もぜひお越しくださいませ!