冬休みの学園には…

大掃除が終わった昨日の午後、
受験勉強に励む6年生の他には生徒の影もなくなりました。
すっかり生徒の声も聞こえなくなった学園には、
休日バージョンの鳥たちがやってきていました。
校長室には、鳥のさえずりが聞こえてきます。
久しぶりにやってきたのは、ツグミでした。

窓越しにそうっと撮影しました。
カメラには1羽しか写っていませんが、2羽でやってきて、何やら賑やかにさえずっていました。
鳥の言葉がわかるといいなあ、と時々思います。
ふと目線を上にあげると、今年の〆(しめ)にふさわしいような「彼」がこっちを見つめていました。
久々の登場…     ↓

くまモンが、「よいお年を」と言ってるようです!

☆  ☆  ☆

今日は、買い物から帰宅した時、家族がさだまさしの番組を見ていまして(※我が両親、さださんの曲が結構好きです)、画面からはちょうど「関白失脚」が流れていました。
中学の道徳でも聴かせたことのある曲です。
笑わせて泣かせる、家族愛にあふれた、いい曲ですね。
テレビ画面は、ケニアのナイロビでのコンサートでした。
ナイロビと言えば、早川千晶さん
6月に西遠でアフリカの子ども達のことを伝えてくださった講演会は、とても感動的でした。
家族と一緒に番組を見ながら、早川さんのことをいろいろ思い出していました。
この番組は再放送で、映画「風に立つライオン」主演の大沢たかおさんと共にさだまさしさんがナイロビを訪ね、そこで生活している様々な日本人と出会い、最後にコンサートを行うというものでした。
私はさださんの「風に立つライオン」という曲が以前から大好きでした。
初めて聴いたのは紅白歌合戦だったでしょうか。
涙がポロポロこぼれたのを覚えています。
歌の完成度があまりにも高いので、映画化してしまうことにはちょっと抵抗があって、映画は見ていません。
番組を見ているうち、この「風に立つライオン」という曲が、
ケニアで頑張る日本人の方々にとても支持されていることが分かりました。
早川さんが学校をつくった「キベラスラム」の人々を診察している女医さんも登場しました。
早川さんと仲良しの、マサイの方と結婚した日本人女性も、コンサート会場にいました。
早川さんをきっかけに関心を持ったナイロビ。
そこに暮らす日本の人々がこんなにいらっしゃるんだ、と
番組を見ながらしみじみ思いました。
またいつか早川さんに会いたいなーと思いながら、
「風に立つライオン」を久しぶりに聴いていたら、
涙が出てきました。
ナイロビの会場の皆さんも泣いています。
日本から遠く離れている彼らの心に、沁み込むような歌なのですね。
「歌の力」の大きさを感じる番組でした。
今夜もお月さまがきれいに輝いています。

「風に立つライオン」には「満天の星」という言葉が出てきます。
日本とは比べものにならないぐらい、ケニアでは星がいっぱい見えるんだろうなあと、遠くアフリカに思いをはせました。
冷え込んできました。
皆様、風邪などひかれませんように・・・。
6年生の皆さんは、頑張ってくださいね!