夢を拓く

中学2年生の「キャリア教育」のプログラム「夢を拓くキャリア教育」が、本日行われました。
国際ソロプチミスト浜松の4名の会員の方々が2年生の各クラスに臨んでくださいました。
菊組にいらしてくださったのは、声楽家の本多厚美様。
音楽室での授業でした。

本多様のお話を聞きながら、皆大きな声で復唱し、大変元気のいい授業です。
姿勢もいいですね。
声帯のこともいろいろ教えていただいて、生徒たちはニッコニコ。
呼吸法では、こんなシーンも↓。

インターナショナルな発声を教わり、さらには、音楽コンクールに向けていい声の出し方も伝授していただきました。
「学ぶことは終わらない」というお話も、生徒の心に響いたことでしょう。
藤組には、会社役員で、調停委員としても活躍していらっしゃる鷲巣弘子様が、いらしてくださいました。

私が訪ねた時はまだ始まったばかりでしたが、
「英語の言葉を英語で考えてみましょう」という鷲巣様の問いかけに、生徒たちが一生懸命応えていました。
今年の11月にオーストラリア研修が待っている生徒たちです。
とっても良い刺激を受けることができたのではないでしょうか。
英語のこと、たくさん考えることができました。
月組には、介護老人保健施設を経営していらっしゃる秋 優子様。
パワーポイントを使って、心の通い合う介護について、ユーモアを交えてお話してくださいました。

「認知症」のことを教えていただいたり、施設で働く職員の皆さんの奮闘ぶりも教えていただいたりしました。
介護の現場のこと、季節を肌で感じることを大切にしていらっしゃる方針、お年寄りの皆さんの生き生きした表情など、
生徒はとても勉強になったと思います。
雪組には、茶道教授の岡本弘美様。
西遠の大先輩でもあります。

生徒たちから寄せられた質問に、一つ一つ答える形で、詳しくお話をしてくださいました。
和菓子のお話、お抹茶の種類、・・・いずれも深いお話でした。
お着物姿、穏やかな口調、凛としてお話される、西遠の先輩岡本様に、
生徒たちは引き込まれていました。
どのクラスも、人生を切り拓いていくヒントをたくさんいただくことができ、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
4人の講師の皆様、そして、全面的にサポートしてくださった国際ソロプチミスト浜松様、貴重な機会をありがとうございました。