オオバ家にステイ中

こんにちは。
体育大会が終わり、生徒たちは今朝疲れ切った表情で登校してきました。
でも、
今週は始まったばかり!元気にいかなくちゃ。
今日から3年生は進路入寮です。
さて、今日は我が家に起こった小さなニュースをご紹介します。
実は、先週、母が変なことを言い出したのです。
「鳥が巣を作ったくせに卵あたためないみたいなのよ」
「どこどこ?」
見に行くと、確かに巣はあるのですが、親鳥は留守、巣の中も見えません。
卵があるのかもわからないのです。
巣は作ったけど満足いかなくて、よそに新たな巣でも作ったんじゃないのか、とか
もしかして、猫とか蛇にやられちゃったんじゃないの?
などと家族は推理を展開。
「この頃の鳥は子育ても満足にできない」などという暴論まで飛び出す中、
ほかの場所から巣を確認できないかと思案しました。
そしたら、2階のある窓から真下を見ると、巣がなんとか見えることが分かったのです。
で、カメラを窓から差し出して、撮ってみました。
すると…ジャーン!!

卵じゃなくて、ヒナがいたのです!
動いてる? 死んでない?
心配になった私は、少し時間をおいてからもう一回撮影しました。
すると、さっきと姿勢が変わっていて、生きていることが確認されたのです!
毛もないヒナの写真を見ると普通なら「気持ち悪い」と言いそうな父と母が、
予想に反して、ヒナのことをかなり心配し始めました。
(以下、家族会議の発言)
週末は大雨が来そうだが大丈夫か?
傘さして巣が濡れないようにしてやった方がいいんじゃないか?
いやいや、自然に逆らっちゃいけないでしょう。
雨に負けるようなら、そりゃあ自然界で生きていけないってことだよ。
でもかわいそうだな、生まれたばっかりであの大雨は。
親鳥がちゃんと守るんじゃないの?
(会議紛糾、結局見守ることに)
その後、親鳥はちゃんとヒナを守るべく巣にいたそうです。
そして、ご存じのように雨はほとんど降らなかったので、
ヒナたちは無事に育っています。
そうそう、何の鳥か紹介し忘れましたね。
ヒヨドリでした。
親を見てわかりました。
が、親をカメラに収めようとして、まだ一度も成功していません。
なかなか用心深いのです。
そんな中ですが、巣の方は毎日観察中。
今朝の写真をどうぞ。

うわあ、毛が生えてきている!
そして、そして、それから5分後!
ついに、ヒナたちの顔を確認できました!

朝、しばしヒナを撮影していて、出勤時間がいつもより若干遅れました!
かわいいヒナのせいにしておきます・・・。
こうして、大庭家の木にステイしているヒヨドリのヒナたち。
無事巣立つ日を信じて、大庭家一同ヒヨドリ一家を見守りたいと思います。