昨日で私の楽しみにしていた連載記事が終了しました。
朝日新聞の土曜の夕刊に約1年間連載されていた『光の国から』です。
♪ひかりのくにから ぼくらのために
きたぞ 我らの うるとらまーん!♪
の『光の国から』。
タイトルどおり、ウルトラマンやウルトラセブンの制作にあたった人々や演じた人々を取材して、当時の苦労や秘話を掲載していた記事でした。
ウルトラマンとセブンで育ったオオバには、夢のような連載でした。
この連載を見つけたのは、もう初夏の頃でした。
実は私、最初の数回分は読んでいないのです。
それを知った時の「しまった!!」という気持ちは、見たい番組の録画を忘れた時よりも大きかったです。
読んでいてワクワクするのは、やはり彼らが作った特撮番組をリアルタイムで楽しみにしていた世代だからでしょうか。
ずっと以前「私が愛したウルトラセブン」というドラマをNHKで放映したことがありましたが、
あの時俳優さんの演じた金城さんや上原さんのことが詳しく書かれていて、
もちろん、モロボシダンやアンヌ隊員、ウルトラマンを演じていたアマギ隊員のインタビューもあり、
さらに作った人にしか分からないような怪獣の細部へのこだわり、
リアルに見せるための苦労などが紹介されていて、
(例えば、ウルトラマンのカラータイマー、青いのと赤いのは付け換えて撮影してたのだそうです!)
毎週土曜日、夕刊のページをめくって、この連載に出会い、「へーっ」とびっくりするのが楽しみでした。
何にしてもそうですが、一つのものを作り上げるのに、どれだけ人々が苦労して、どんな工夫やこだわりを凝らしているかというのは、でき上がった時には陰に隠れて見落としがちです。
でも、ブームを巻き起こすほどのものが出来上がったその陰には、たくさんの人々のドラマがあります。
この連載が本として出版されるのを首を長~くして待ちたいと思います。
きっと、母親の影響でウルトラマンとセブンを見て育った我が子たちも、本が出たら読みたいって思うのでしょうね。
↑校長室には、今日もジャミラとペスターとウルトラマンタロウが並んでいます。
そうそう、新聞で見つけた、怪獣ネタをもう一つ。
「ご当地怪獣、続々と誕生」という記事がありました。
既に52体のキャラクターが出来上がっているのだそうですよ。
「怪獣は日本固有の文化、東京五輪に向けて盛り上げたい」とは、広告会社の方の弁。
静岡県の怪獣は、「ツーン」。ワサビ怪獣だそうです!
大阪府の怪獣「ヒョウガラヤン」大阪のおばちゃんがモデルとか(笑)。
確かに、怪獣は日本固有の文化だなあ…。
これらの怪獣とウルトラマンがコラボしたら、また楽しいだろうなあ、と夢想するオオバでした。