昨日は、静岡県私学保護者会の総会が行われ、続く講演会で、日本で一番心温まるホテルを作ったと言われている元総支配人の柴田秋雄さんのお話を聴く機会に恵まれました。
「日本一幸せな従業員をつくる」と題された講演では、大赤字から客室稼働率も満足度も大きく上げた「ホテルアソシア名古屋ターミナル」の歩みについて、柴田さんのお話を興味深く、そして感動しながら聴くことができました。
講演活動ですっかりお声を潰されてしまった柴田さんですが、情熱的な語り、そして従業員を思う気持ちの強さが伝わりました。
学歴もハンデも問わないで採用した従業員が、自分達でホテルを良くしていこうと奔走する姿は、柴田さんの姿勢があったからこそ。
12月30日はホテルを閉めて、従業員の家族を招いて親睦会をする、というのも、きっとホテル業界の常識破りでしょう。
従業員のお誕生会も毎月やったのだそうです。
熱い心を持つ柴田さんのお話に引き込まれました。
そして、柴田さんの著書を2冊購入しました。
そのうちの一冊を今日、出張に出掛ける新幹線の車内で読みました。
空いていて良かったです、泣きました・・・。
まだ感想はまとまりませんが、もう一冊今夜中に読みたいなと思っています。
「すべての活力の源泉は人である」
繰り返し書かれていたこの言葉は、教育に携わるものとして大事にしていきたいと心から思いました。