学園祭を振り返る 3

「学園祭を振り返る」、第3弾は、「クラブ」です。
西遠には火曜日7時間目を中心に活動する「クラブ」があります。
自身の習い事との兼ね合いで、部活動は無理、という生徒や、遠方からの通学のため、週一回程度の活動を楽しみにしている生徒もいます。
部活動に加入する生徒の割合が年々増加する中で、週1回とはいえ、自分の軸をしっかり持って「クラブ」で研究やお稽古に励む生徒たち。
彼女たちの作り出す「クラブ展」もまた、学園祭の見どころの一つです。
今年のクラブ展の第1位は、「東大寺」を研究した歴史クラブでした。
歴史クラブは、いつも見事な展示物を作り上げます。

大仏殿は大変精巧に作られていました。
大仏さまもあったのに、写真を撮り忘れてしまいました!! 失敗…。
9月になると、本館2階の廊下で放課後遅くまで制作作業に精を出す歴史クラブ員たち。
少数精鋭の職人集団が、今年もクラブ展を征しました。
おめでとうございます!!
第2位は書道クラブ。

壁いっぱいの大作は夏休みに仕上げたのだそうです。
エネルギーが伝わってきます。
大きく書くって気持ちいいだろうなあ。
皆が真剣勝負で汗水たらしながら書いている姿を想像しました。
第3位は茶道クラブ。
夏休みに岐阜まで行った報告の掲示、そしてお抹茶体験教室も好評でした。

毎年創意工夫がみられる茶道クラブです。
学園祭のクラブ展目指して、研究や、遠征、合宿などを通じて得難い体験を積んでいる生徒たち。
部活に比べて地味に見られるかもしれませんが、
彼女たちもまた、地道にコツコツと自分の道を築いている…
クラブ展をめぐりながら、私はそんな確信を得ました。