卒業生の帰省

10月初めの学園祭ではたくさんの卒業生に再会できました。
私にとって唯一の「卒業まで担当した学年」である66回生もたくさん母校を訪れてくれました。
とはいえ、学園祭の頃ちょうど大学が始まるんで、帰省できないよという人も多々います。
ですから、行事にかかわらず、帰省の折にはちょっと顔を出してくれると、先生方、嬉しいものなのです。
昨日は、午後の西遠に、この週末に帰省した66回生が一人、自宅に戻る前に西遠に寄ってくれました。
卒業担任を始め恩師の先生方と楽しく語らうことができたようです。
私も、ゆっくり、とまではいきませんでしたが、成人式以来の再会にお話が弾みました。

大学も3年になると、もう「シューカツ」なんて言葉も飛び出す学年なんですね。
大学4年間も、あっという間なのかもしれません。
彼女は、西遠で出会った「鋼の玉を真綿で包んだ女性」という言葉を日頃から大切にしているそうです。
西遠で6年間あるいは3年間過ごした生徒が、
母校を巣立ってさらなる成長を遂げる…
思い出もよみがえり、こんなに嬉しいことはありませんね。
自宅に戻る途中で寄ってくれたので、スーツケース持参だった彼女、
「中身は4分の一くらいしか入ってない」と言うので、
「どうしてこんな大きなスーツケースが必要なの?」と聞くと、
「お米や野菜をもらって帰る!」とのことでした。
なるほど!
そんなおねだりも、家族には、また嬉しく眩しいものなのです。