昨日のブログで告知いたしましたが、
本日14:00から本校の中講堂にて、
母親学級10月講座「理事長・校長講演会」がありました。
通知が遅くなったにもかかわらず、ご参加くださいました学級生・保護者の皆様、ありがとうございました。
今年の講演会のタイトルは「21世紀に求められる資質と学び」。
最初は、理事長先生パートです。
グラフや数値を示しながら、世界も急激に変わっていること、地元浜松の産業もここ30年で大きく変化したことを解説。
そのうえで、「21世紀型スキル」とはどういうものか、その白書がつくられるまでの事情や、スキルの10項目の説明などがありました。
お母様方は、10年前にコロラドで作られたというムービーを視聴し、数値で表された世界の大きな変化を実感しました。
もちろん、その後10年でもっともっと世界は変わりました。
理事長先生は、西遠に就職クラスがあった頃のお話から、最新ではポケモンGOの普及のスピードまで、資料をもとに分かりやすく世の変遷を解説してくださいましたので、お母様方も納得の表情。
続いて、オオバのパートです。
ぐっと話題を西遠の学園生活に引き寄せて、
西遠の行事、特にHR展が21世紀スキルとどう関連するのかというお話をしました。
今年のHR展のキーワード「遠州」のお話や、
それを各クラスがどう「料理」したのか、
取材や製作の様子、出来上がった巨大製作物に見られる新しい切り口、
そこに7月の文化芸術大学の小針先生の講義が生きていること、
また、今年の審査基準と、各クラスの達成度など、
HR展の写真をいろいろ使って、エピソードも紹介、
行事の中で21世紀スキルが確実に育まれていることを説明させていただきました。
講演後の質疑応答では、お母様方から、「もっとゆっくり学園祭を見たかった!」という切実な感想もいただきました。
模擬店やバザーで休む間もなく働いてくださっているので、なかなかHR展見学の余裕がないんですよね。
身体が3つぐらいほしいのは、生徒も、先生も、保護者の皆様も同じですね。
生徒たちが6年間2000日の学園生活の中で、濃密に、確実に、その可能性を伸ばし、
行事の中で、21世紀に必要とされる学びを吸収して育っていること、
親世代は時代がどう変化しているかをしっかり捉えて子どもに向き合っていかなくてはならないことなど、
私自身も、講演の準備を通じて、勉強になった点がたくさんありました。
また、HR展で実感した生徒の成長が、来年度以降の行事の進化につながっていくという確信も得ました。
今日の講演会が少しでもご参加くださった皆さんの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。