生徒の活躍

今日は、風の強い中、全校朝礼が行われました。
100周年記念グラウンドに全校生徒が集いました。
最初は部活・クラブの大会報告です。
中学バレー部、高校バレー部、中学テニス部、弓道部、美術クラブ、駅伝部(陸上部+健脚メンバー)、そして中体連の総合入賞の報告も。
たくさんの賞状とトロフィーやカップが、
西遠の生徒たちの活躍を示します。
賞状を受け取る時に、風が強くて吹き飛ばされそうでしたが、
大事な賞状なので、しっかりぎゅうっと受け取りましたよ!
頑張っている部活・クラブの皆さんへの全校からの拍手、今日も大きくグラウンドを包みました。
そのあとは高2の代表生による「九州研修旅行報告」。
直前の全校朝礼で、校庭への集合状態で注意を受けてしまった高2でしたが、旅行ではちゃんと修正し、集団行動のできる学年として、5日間研修にいそしんできました。
そんな学年の5日間を代表の岡田さんが振り返りました。
特に、被爆講話を30年にわたって西遠の生徒に伝え続けてくださった和田さんのお話は、今年の高2の生徒たちの心を大きく揺さぶったようです。
また、初めて「八幡製鉄所」を訪れた一行ならではの感想として、「九州の産業を学んだ」という言葉がありました。
日本の明治時代から現代までを支えてきた「鉄鋼」という産業を、これほど強く意識した学年はなかったでしょう。
高校2年生もまた、九州で活躍したんだな、と改めて感じました。


九州と言えば、博多駅前の道路陥没事故はショックでした。
研修旅行を終えたばかりの高2の生徒たちは、私以上に衝撃を受けたのではないでしょうか。
余りの衝撃映像に、犠牲者ゼロだったのは奇跡だ、と思いましたが、
現場の判断で、崩落5分前に道路を通行止めにしていたそうですね。
的確な判断と行動の重要性もひしひしと感じました。
とはいえ、あの大きな穴を埋め、道路や電気・水道などが完全に復旧するには、大変な時間とコストがかかることでしょう。
不自由な生活を強いられる福岡の皆さん、そして現場の復旧に当たられる方々に、お見舞いを申し上げます。
そして、今日は、アメリカの大統領選でトランプ候補に当確が出たというニュースが、放課後の学園にも流れました。
生徒たち、特に高校3年生の関心は高く、「ガラスの天井」の厚さにショックを受けたという生徒も少なくありませんでした。
次代を担う彼女たちが、女性として、民主主義の社会に生きる一員として、今日の選挙結果を踏まえてどんな考え方を形成していくのか、
また、男女平等のランキングが100位以下である日本にあって、どういう意思を持ち、どういう生き方を目指していくのか、
高校3年生たちと一度じっくりお話をしてみたい、と今日は思いました。
さて、昨日行われた110周年記念講演会の話題はブログに出ないのか?とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
講演会はとっても楽しかったです!
西遠生はみんな阿川ファンになってしまったのではないでしょうか。
そんな阿川佐和子さんの講演会の話題は、もう少々お待ちください。