「影源氏」

今日は、静岡文化芸術大学の講堂で行われた演劇を見に行ってきました。
以前、このブログで紹介した「影源氏」です。

西遠を卒業し、文芸大に通う大場麗央奈さんが、作・演出、そして主演を務めた「影源氏」は、
劇団マエカラサカナアの旗揚げ公演でもあります。
プログラムには、「演出より」と題して、大場さんが「源氏物語」を読み込み、
そこに新たな解釈を加えて作り上げた新しい演劇への思いが紹介されています。
「光と影」に注目した新解釈、
「夕顔」はなぜ突然、死を迎えたのか…。
始まりも奇抜、深刻な場面も、笑いを取る場面もあって、
高校時代からシナリオを書いていた大場さんの面目躍如というところ。
私は特にラストシーンに驚きました。
そして、8名の女子大生の若さと情熱のあふれる舞台、
男役も女役もいろいろこなす器用な8人に、
限りないエネルギーを感じました。
若いっていいなあ
可能性がいっぱいだなあ
と心から思いました。
終演後、主役の藤原惟光のいで立ちでカメラの前に立ってくれた大場さん。

「影源氏」は明日24日も13時30分より公演があります。
入場無料!
若い女性パワー、そして古典の名作「源氏物語」の光源氏や頭中将、惟光や桐壺帝に会いに、ぜひ静岡文化芸術大学講堂へ!
素敵なイブになると思います。

劇団マエカラサカナアの皆さん、明日も頑張ってくださいね。