西遠の総合教育プログラム その3

中学3年生には、社会科の授業とも連動して、「主権者」としての自覚を養うプログラムがあります。
1月7日に行われた「主権者講座」には、
浜松市から選挙管理委員会の皆様などがご来校くださり、
講堂にて実際に「模擬投票」を行うなど、
実践的なプログラムが行われました。
3つの政党の演説。

客席の3年生たちは、このあと≪投票≫をするということで、その政党の主張が一番良いか、真剣に聞いています。
演説しているのは、3年生の3名の先生方。
主張も本格的なものです。
スクリーンが上がると、そこは投票所!
ちゃんと本物の投票箱が置かれていました。

早速全員がこの「投票所」に行って、実際に≪投票≫を行います。



投票が済んだところで、選挙管理委員会の役をもらった生徒たちが「開票作業」を行いました。

客席の生徒からは、「選挙の立会人は不正防止のためだということですが、実際にどんな不正があるんですか?」と質問も飛び出しました。

また、模擬投票の感想をインタビューされる生徒も。

この模様は、2月にケーブルテレビで放映されるそうです。
開票作業も終わり、結果が発表されました。

実際に自分の1票がどう反映されるのか、模擬選挙を通じて、生徒たちはとても身近な問題として考えることができました。
18歳選挙権が施行され、15歳の生徒たちはあと3年後に実際に選挙に臨むことになります。
政治に無関心でいるのではなく、自分の住む国や県、市のあり方を真面目に考え、主権者として責任と自覚を持った行動のできる女性に育ってほしいと思います。
会場には、「浜松市明るい選挙推進協議会」の野寄会長様をはじめたくさんの皆さんがいらして、中3の生徒たちを見守ってくださいました。
今回の授業に携わって下さった皆様、ありがとうございました。