西遠レストランのレシートには、おみくじがついています。
今日のオオバは、中吉でした。
「一歩一歩を考え進むようにね」と書かれていました。
一歩一歩か。
いっぽいっぽ・・・。
思いは巡ります。
「いっぽいっぽ」という名の学年通信を出していた頃がありました。
66回生が中学1年に入学した時から3年間、手書きで出していた学年通信です。
「お子さんの学園生活は、一歩一歩確実に進んでゆくもの。6年間でいろんなことを吸収し、成長してほしいと思います。そんな思いを込めて学年通信「いっぽいっぽ」を本日創刊致します。西遠での日々の記録やお子さんたちの様子、時にはお願いなども載せながら、保護者の皆様と学園生活を共有できる、そんな通信になったら幸いです。」
2008年4月9日の第1号の文章です。
3年間、ほぼ毎週発行し、高校ではワードによる通信「旬」へとつないで、66回生や保護者の方々と共に6年間を歩んだのでした。
たくさんの保護者の皆さんから励ましをいただいたからこそ、続けられた通信です。
読み返すと、いろいろな思い出の扉が開きますね。
66回生たち、元気かな。
さて、タイトルの「いっぽ」と「いっぽ」の文字の間に、何か書かれているのが分かりますか?
タイトルの真ん中にいるのは、この子です。
↓
このカメの名前が「イッポ」なのです。
西遠100周年誌「100年のバトン新たなる歴史へ」の裏表紙の折り返しをめくると、
100周年キャラクターの3人(3匹?3頭???)の説明があります。
あのウサギとの競争に勝ったカメを祖先に持つというイッポ。
好きな言葉はもちろん「努力」です。
袖師ヶ森に住むイッポは、しっぽに袖師ヶ森の一枚の葉を、
頭にはこれから新たな歴史を築いていく芽を、
それぞれ付けているふしぎなカメ。
毎日の努力の大切さや自然のかけがえのなさを私たちに教えてくれます。
このカメのデザインは、もちろん生徒から公募したものです。
二人の生徒の作品を合体させてできたマスコットキャラクターに、
「イッポ」という名前がつき、ペガサスの「スタート」と共に、2006年3月3日に発表されました。
発案者の土井さん、太箸さん、元気ですかー?
このカメさんを真ん中に据えて、学年通信「いっぽいっぽ」も2008年にスタートしたのでした。
・・・ということで、
気づいたら、おみくじの言葉から、
イッポの紹介へと発展してしまいました。
せっかくなので、近いうちに、「ぺリキュウ」と「スタート」のお話も致しましょう。
どうぞお楽しみに。